ベッドシーンなし！小学生と一緒に安心して見られるオススメ映画16選（アニメ以外）

☆あらすじ☆

童話の世界に住むジゼル姫は王子と出会い、その日に婚約。しかし、王子の継母はこれに反対し、姫を現代のニューヨークへ追放してしまう。ジゼルはニューヨークの弁護士モーガンに助けられる。おとぎ話の国からやってきたジゼルに戸惑うモーガンだったが、徐々に二人の心は近づき…。

☆ここがオススメ☆

ディズニー映画らしく、可愛らしいお話。エイミーアダムスの天然っぷりが子供にもわかりやすく、音楽も楽しい。低学年から楽しめるだろう。小学生高学年くらいになれば、恋愛の機微も多少理解でき、さらに楽しめるだろう。人気俳優が勢ぞろいなので、大人も十分に満喫できる。さすがはディズニー。

☆あらすじ☆

スタンリーというさえない男性が不思議なマスクを拾い、顔にはめてみると、黄緑色の怪人「マスク」に変身してしまう。「マスク」は破天荒で欲望のままに行動する。スタンリーが片思いしていた相手ティナにも大胆にキス。ティナはマスクに恋をしてしまう。

☆ここがオススメ☆

公開されてから20年以上たつが、魅力は色褪せない。とにかくパワフルでコミカルな作品。いつ見ても元気がもらえる。子供にも大ウケだ。キスシーンはあるが、ベッドシーンはないので安心して見られる。若き日のジムキャリーとキャメロンディアスは魅力たっぷり。映画の楽しさが子供にも伝わるはず！

☆あらすじ☆

ウォリー・ウォンカは世界中で人気のチョコレート。その工場は非公開であったが、ある日工場近くに住むチャーリーに工場の見学ができる「魔法のチケット」が当たる。チャーリーはウォンカに導かれ、不思議なチョコレート工場の中を見て回る。途中でおかしなハプニングが続出し、一緒に見て回っていた子供たちが脱落していく。最後に残ったチャーリーは…。

☆ここがオススメ☆

子供が大好きなチョコレートとその工場がモチーフなので、食いつきは上々だろう。悪い子がひどい目にあう…というシニカルな視点も、残酷ながら楽しい。美しい映像と奇抜なアイデアで最後まで飽きさせない名作。子供はもちろん、大人もどっぷり、ティムバートンの世界に浸ることができる。ジョニデの黄金期を堪能しよう。

☆あらすじ☆

クリスマス、旅行に行くことになったマカリスター家だったが、一番末っ子のケビンは屋根裏部屋で寝ており、置いていかれてしまう。うるさい家族がでかけてケビンは大満足。一人暮らしを満喫する。しかしそこに二人組の泥棒がやってきて…。いたずらっ子ケビンはあの手この手でこそ泥に対抗する。

☆ここがオススメ☆

もし、家にひとりぼっちになっちゃったら…という子供でも想像しやすい状況を描いているので、感情移入しやすい。しかも、置いていかれた子供が大人顔負けの大活躍をするのだから、子供にとっては胸のすくような気分が味わえる映画だろう。映像は少し古いかもしれないが、まだまだ楽しめる作品だ。高学年には少し幼いかもしれないが、見ていないなら、一度見てみるのも良いだろう。とはいえ、子供にマコーレカルキンの人生の真似はさせたくないけれど…。

☆あらすじ☆

失業中のラリーは博物館の警備の職を得るが、そこは特別な博物館だった。夜になると展示物が勝手に動き出すのだ。だがある日、ラリーは展示物の一つ「アクメンラーの石板」が窃盗の危機にあること知る。実はこの石版こそ、展示物にパワーを与えている「力の源」だったのだ。ラリーは石板が悪の手に渡らないよう奮闘する。

☆ここがオススメ☆

何をやってもダメなラリーが子供に良いところを見せようと奮闘する様子が涙ぐましい。大人なら誰しも、ラリーが再び職を失わないように応援したくなる。もちろん、子供達は夜になると動き回る博物館の展示物たちに大喜び。アメリカの博物館なので、歴史上の人物など少しわかりにくい点もあるが、それでも小学校1年生くらいから高学年まで幅広く楽しめる作品だ。続編の「ナイトミュージアム2」もあわせて楽しみたい！

☆あらすじ☆

ニューヨークの刑事だったジェームズは、ある日Kという黒ずくめのスーツに身を包んだ男性に出会う。Kはジェームズを「メン・イン・ブラック」にならないかと誘う。Kが属する組織は地球にやってきたお騒がせ宇宙人を退治する機関だった。ジェームズは新たに「J」という名前をもらい、Kと共に「メン・イン・ブラック」として働き始める。

☆ここがオススメ☆

全編ノリが良く、楽しい宇宙人がいっぱい出てくるので、子供でも最後まで全く飽きずに観られる。スペースガンやニューラライザーなど、男の子がワクワクするようなグッズも出てくる。ガジェット好き、SF好きな大人もたまらない。CMでもおなじみのトミーリージョーンズの演技が観られる映画なので、一度くらい子供にも見せてあげたい。「あっ、CMに出てる人だ」って言ってくれたら大成功（なにがだ？）。気に入ったら続編のMIB2、MIB3も併せて鑑賞しよう。

☆あらすじ☆

銀行員のビリーはある日、発明家の父がチャイナタウンで買ってきた不思議な生き物をもらう。「モグワイ」という可愛らしいその生き物には、飼うときのルールがあった。しかし、ひょんなことからルールが破られ、モグワイからは邪悪な「グレムリン」が生まれる。グレムリンは増殖し、好き放題に暴れ、街を破壊にかかる。ビリーは街を守るため立ち上がる。

☆ここがオススメ☆

古い映画だが、名作なので子供には一度くらい見せておきたい作品だ。モグワイはとっても可愛らしい（かつて流行したファービーというオモチャにも似ている）ので、小さいお子様でも親しみを感じるはず。ただし、途中でグレムリンが生まれ、ちょっぴり恐ろしい展開になるので、怖いのが苦手な子は大きくなってから観た方が良いかもしれない。ビリーが思いを寄せるケイトの父はクリスマスに首を折って死んでおり、そのエピソードが語られる場面は小さなお子さんにとって、案外トラウマになるかもしれない（私自身小さい頃に見て、結構衝撃だった）

☆あらすじ☆

かつて、不思議な国で冒険したアリスは19歳になっていた。あるパーティに出席したアリスは、一人の男性から求婚される。驚いたアリスはその場から逃げ出し、再び不思議の国に迷いこんでしまう。そこはかつての不思議の国であったが、赤の女王に支配された陰鬱な王国へと変貌を遂げていた。

☆ここがオススメ☆

2010年の映画なので映像がとても綺麗。ティムバートンの幻想的な世界観をあますところなく再現している。まさに不思議の国に迷い込んだよう。チャーリーとチョコレート工場より少し大人向けな雰囲気なので、高学年あたりになると楽しめそう。キャラクターの造形の面白さも堪能したい。ディスニーランドに行く前後に見ればテンションがさらに上がりそうだ。

☆あらすじ☆

4歳のとき両親に捨てられたアニーは、いつか彼らが迎えにくるかもしれない…という思いから、捨てられたレストレンに足繁く通っていた。ある日アニーはニューヨーク市長を狙う大富豪の男に出会う。男は好感度をあげるためにアニーを引き取るが、いつしかアニーの純粋な気持ちに癒されている自分に気づく。

☆ここがオススメ☆

原作は1920年代、アメリカの大恐慌時代に描かれたもの。2014年度版はこれを現代的にアレンジした作品だ。この工夫は成功し、現代っ子たちの心を掴む楽しい物語に仕上がっている。映画を見たことのない人でも知っている名曲「トゥモロー」をはじめ、ポップな曲が多く挿入され、ミュージカルの良さを存分に味わせてくれる。大人はやさぐれ女を演じるキャメロンディアスに驚かされるかも！ジェイミー・フォックスの魅力にも注目したい。

☆あらすじ☆

天文学者のジェーンはニューメキシコ州を調査中、天の国アスガルドからやってきた男・マイティ・ソーと遭遇する。ソーは雷の力を持つムジョルニアというハンマーを探そうとするが、その間にシールドという組織に捕まってしまう。ソーと惹かれあい、彼を助けようとするジェーン。しかしソーの命を狙う敵がアスガルドからやってきて…。

☆ここがオススメ☆

原作は言わずと知れたアメコミ。「スパイダーマン」、「アイアンマン」など、マーベルコミックの一連の作品の中の一つだ。だが、その他の作品に比べても『マイティソー』は最もわかりやすくて健全な作品。ジェーンとソーはキスすらしない（ほっぺにチュ…くらい）。話もわかりやすく、ソーのハンマーという武器も、派手な割にそこまで暴力性が高くないので安心して見せられる。この映画で大人気俳優となった、クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストンの演技が見事。キャラクターになりきって演じている。ナタリーポートマンも可愛らしい。男子はもちろん、案外女の子も好きな作品だろう。

☆あらすじ☆

1979年、母親を事故で失った少年ジョーは失意の中にいた。しかしジョーには映画監督になるという夢があり、8mmビデオを使って友人たちとゾンビ映画を撮ろうとしてた。しかし、その撮影中、列車の脱線事故を目撃。8mmにはその一部始終と、列車で運ばれていた謎の貨物が写っていた。

☆ここがオススメ☆

昨今のハリウッドを牽引している監督の一人、J・Jエイブラムスは、海外ドラマファンにも人気が高い監督だ。そんなJ・Jの魅力を満喫できるのが本作。子供にもわかりやすいストーリーでありながら、謎を謎のまま見せるというJ・J的手法で、観客をワクワクさせてくれる。まさにJ・Jエイブラムス入門、そしてこれにJ・J節ここに極まれり！という傑作である。エイブラムスはスピルバーグのファンだというが、この作品にはスピルバーグの初期作品群へのオマージュがたっぷりこめられていて、それを探すだけでも楽しい。少し難しい展開もあるので、5.6年生の視聴をオススメする。

☆あらすじ☆

幼い時に両親を亡くしたハリー・ポッターは、親戚の家に引き取られていた。毎日ひどい扱いを受けるハリーだったが、ある日、ホグワーツ魔法魔術学校からの入学許可証が届く。家族はハリーの入学を阻止しようとするが、お男のハグリットが現れ、ハリーの入学を手引きしてくれる。ホグワーツに通うことになったハリーは「賢者の石」というものの存在を知る。しかもその石は、闇の魔法使いから狙われているらしく…。

☆ここがオススメ☆

言わずと知れたファンタジーの名作。子供ゴコロはもとより、大人ゴコロも存分に刺激してくれる。お子様のアニメ以外のファーストムービーとして最適だろう。USJに行く前にもしっかり予習しておきたい。子供が映画も見て、「原作も読んでみたいな」と思う確率も高そうだ。小学校1年生くらいから見られるが、3時間ある大作なので、途中で飽きてしまう可能性もある。3年生以上になれば、集中してラストまで見られるはずだ。続編も面白いが、やはり「賢者の石」、ドビーが出てくる「秘密の部屋」あたりが最も興奮できる。ダニエル君の可愛いらしさはMAX、光り輝かんほどで世の中のお母さんはメロメロになってしまうはず。

☆あらすじ☆

パディントン駅で拾われたことから、その名が付けられたクマ・パディントン。南米からやってきた彼は、ブラウンさんの家に住むことになるが、南米とは違うロンドンでの暮らしに大パニック。あちらこちらで大騒動を起こしてしまう。

☆ここがオススメ☆

CGのパディントン・ベアがとにかく可愛らしい！女の子なら夢中になってしまうこと間違いなし。ストーリーはアットホームで温か。家族で見ればほっこり優しい気分になれるだろう。原作は小学生に読んでほしい童話として長年ベストセラーになっている。映画と本、セットでプレゼントしてみるのも良いかもしれない。大人になるまで、きっと大切にしてくれるはずだ。大人目線ではヒュー・ボネヴィルはじめ、イギリスが誇る名優たちの共演も楽しめる。都内近郊に住んでいるなら、神奈川県相模原市にある「相模湖プレジャーフォレスト」も併せて楽しんで欲しい。アトラクションはやや低年齢向けだが、パディントンがメインキャラクターになっており、園内随所にパディントンが隠れている。都内から1時間ほどでいけるので、オススメだ。

☆あらすじ☆

人間のゲイリーはマペットのウォルターと一緒に育つ。ゲイリーは大人になったが、ウォルターはいつまでも小さいまま。それでも二人はとても仲良しだった。ある日、ゲイリーは恋人のメアリーとロサンゼルスに旅行に行くことに。ウォルターの大好きな「マペットショウ」のスタジオを見に行くのだ。ウォルターに「一緒に行こう」と誘うゲイリー。三人一緒にロスを訪れたが、そこでは「マペットショウ」の劇場が石油王によって取り壊されようとしていた。三人は伝説のマペット「カーミット」を探しに行く。

☆ここがオススメ☆

生き生きとしたマペットたちがテンポ良く話をはこんでくれるので、おおむね低学年でも楽しくみられる。が、吹き替え版でも歌が英語なので、字幕が読めないくらい小さなお子さんは飽きてしまう可能性あり。セサミストリートみたいなキャラに抵抗がなければ、かなり笑える。ディズニーらしく、ハッピーな映画だ。出演者も豪華で、ビッグスターが本人役で出てくる。大人目線では、なんだか得をした気分になる。ジェイソンシーゲルの善人ぶりも最高。エイミー・アダムスの田舎娘役もハマっていて、とってもキュートだ。

☆あらすじ☆

田舎町に住むマイキーは屋根裏で伝説の海賊「片目のウィリー」が残した宝の地図を発見する。ゴルフ場開発のため、明日にも土地を明け渡さなければならないという家の窮状を救うため、マイキーはこの宝を探す冒険にでかける。しかし、途中で逃亡中の脱獄犯にこの宝のことを知られ、彼らから狙われることとなる。

☆ここがオススメ☆

本作は80年代を代表するアメリカ映画の一つと言ってよいだろう。30代、40代の中には、この映画を見たことがその後の人生に影響を与えた、というくらい感銘を受けた人もいるかもしれない。いや、それは言い過ぎかもしれないが、グーニーズ的な冒険に心から憧れた大人は多いだろう。ぜひ、アナタのお子さんにも、この映画体験をさせてあげてほしい。そして子供ながらの「冒険心」というものを存分にくすぐってあげてほしい。

☆あらすじ☆

考古学者のアラン・グラント博士は、ある日ハモンド財団の創始者であるジョン・ハモンドから呼び出される。植物学者のエリーと数学者のイアンと共に、ヘリで彼がいる場所へ向かうと、そこは「ジュラシックパーク」という恐竜のいるサファリパークだった。ジョンは遺伝子操作で恐竜を蘇らせていたのだ。しかし、恐竜は自ら繁殖をはじめ、人間を襲い始める。

☆ここがオススメ☆

1993年の公開当時、最新のCGで世間をどよめかせた本作。今みてもCGはリアルで（画質などは置いておくとして）、なんら問題なく見られるところが凄い。数奇な発想が、素晴らしい脚本や撮影・編集技術によって名作となった見本のような映画だ。子供にも一度見せておきたい。ただ、登場人物が結構食べられてしまうので、低学年だと怖くて夜眠れなくなってしまうかも？高学年ならハラハラドキドキで楽しめるはずだ。遺伝子操作などに科学的な興味を覚えるお子さんもいるだろう。